日本ではまだ馴染みの少ないBombora(ボンボラ)ですが、世界の多くのBtoBマーケター先駆者たちに愛されているサービスの1つです。

そんなBomboraに対して「Bomboraとはどのようなサービスなの？」「Bomboraを使うメリットと費用ってどんな感じ？」「Bomboraはどんな人が使うの？」という疑問を持っている方もいるでしょう。

それらの人に対してこの記事では、Bomboraの概要や特徴をわかりやすくお伝えしていきます。

この記事の最後には実際にBomboraを使った成功事例も知ることができ、Bomboraの基礎知識から、実際の機能やサービスまで具体的にイメージできます。

Bomboraとは？

Bomboraは創業者のエリック・マトリックによってアメリカで設立された、BtoBマーケターにインテントデータを提供しているリーディングカンパニーです。

全世界65ヵ国で45万人以上に使用されており、約300万社のBtoB企業におけるビジネスリサーチに活用されています。

2022年にアメリカで開催されたマーケティング会社の実績を称える第25回Marketing Excellence Awardsにおいて、最優秀賞の金賞を受賞するなど、今一番勢いのあるマーケティング会社の一つです。

Bomboraを使うメリット

Bomboraのインテントデータで営業プロセスを短縮できる

BomboraはCo-opに参加している70%のウェブサイトの情報を独占しています。その情報量の多さから、購買者や見込み客の行動、意図を最も正確にかつ包括的に把握することができます。

またBomboraのインテントデータは、ターゲットとなる見込み客に優先順位も付けてくれるため、効率的に営業を行うことができるようになるのも特徴です。

実際にBomboraを使用している企業や顧客は、営業とマーケティングの成果が飛躍的に向上したとの評判や実績がたくさんあります。

Bomboraを活用した成功事例は記事の最後に載せてありますので、詳しくはそちらをご覧ください。

新規の見込み客に対する情報を得られる

Bomboraのインテントデータによって取得されたデータは、Bombora独自で作られたビジネスIDグラフによって新規の見込み客のデータを確認することができます。

Bomboraには自動メッセージ機能も搭載されており、見込み客の関心に合わせたメッセージでより効果的な会話を行い、Bomboraのインテントデータを使用しない場合と比較して平均2～3倍の返信率です。

さらに競合他社がチェックしている見込み客の確認をすることもでき、競合他社より前に営業を行い、迅速な契約を締結することができるのも特徴です。

Bomboraのセミナーで勉強ができる

Bomboraは定期的にBtoBマーケティングに関する勉強ができるセミナーを開催しており、日々最新のマーケティング情報を学ぶことができます。

セミナーでマーケティングを教えるのは、世界のBtoBマーケティングで成功している方ばかりなので、かなり有益です。

2023年最新のセミナーでは、ビジネス戦略で大切なABMに関する勉強会が行われます。

セミナーに関してもっと詳しく知りたい方は、ぜひBombora公式サイトを見てみてください。

Bomboraの料金

Bomboraは、Company Surge™ AnalyticsとAudience Solutionsの二つの製品を提供しており、最安値は「growth」パッケージの年間25,000ドルとかなり高額です。

通常は24ヶ月のサブスクリプションですが、年払いかのオプションを選ぶことができます。

しかしBomboraの料金は一律ではなく、必要なインテントデータの量などによって料金が変動するため、Bombora公式ページのお問い合わせホームから相談するのがおすすめです。

問い合わせをしてから、2営業日以内にBomboraの担当者から連絡を受け取れます。

Company Surge™Analytics

Company Surge™ Analyticsは、300万以上ものBtoB企業のコンテンツの消費活動を集約してくれてるサービスです。

その集約した情報を活用し、見込み客となる企業の消費活動が増加した時に通知をしてくれるので、営業を早めに行うことができます。

Audience Solutions

Audience Solutionsは、BomboraのオーディエンスおよびCompany Surge™のデータをさらに効率的に使えるようにしたサービスです。

Audience Solutionsを使用することで、企業がABM戦略を簡単に使用できるようになり、あらゆる見込み客にアプローチすることができるようになります。

Bomboraの成功事例

成功事例1: Onelogin

OneLoginは2009年に2人の兄弟によって設立された、サンフランシスコにあるアクセス管理のプラットフォームサービスを提供している会社です。

OneLoginはBomboraのCompany Surge® Intentデータを活用し、メール開封率60%増、メール返信率2倍、アウトバウンド営業パイプライン10%増により、大幅に業績が上がりました。

OneLoginのマーケティング責任者であるDavid Tamさんによると、「Bomboraのマーケティングメールの性能が素晴らしく、契約獲得に大いに役立った」と語っています。

成功事例2 : Fortinet

Fortinetは2000年に設立されたカルフォルニアにあるネットワークセキュリティ会社で、ハッカーの脅威から守り、ITインフラの簡素化を提供している会社です。

Fortinetは、BomboraのCompany Surge® Intentデータを使用し、見込み客の優先順位付けを改善、ターゲットを絞った有料メディアを利用して、アウトバウンド営業パイプラインと収益の増加を達成しました。

Fortinetのマーケティング責任者であるHillary Lupoさんによると、「Bomboraのインテントデータを使用してから、見込み客の情報が増えただけでなく、優先順位も増えたことで、営業がしやすくなった」と語っています。

成功事例3 : Triblio

Triblioは2014年に設立された、ワシントンにあるマーケティング会社で、広告やWebパーソナライゼーション、セールスキャンペーン作成を提供している会社です。

Triblioは、BomboraのCompany Surge® Intentデータを活用することで、SDRの影響力を18％、アカウントエグゼクティブの成約率を28％向上させることに成功しました。

Triblioの副社長であるJessica Garrettさんによると、「Bomboraでターゲットとなる企業の消費活動が増加したとき通知がくることにより、開封率やクリック率、レスポンス率など、あらゆる面で数値が格段に向上する」と語っています。

まとめ

今回はBomboraのサービス内容から費用、成功事例まで紹介しました。

Bomboraは世界中のBtoBマーケターにより使用されており、2022年にアメリカで開催された第25回Marketing Excellence Awardsで金賞を受賞するなど、いま一番勢いのあるマーケティング会社の一つです。

値段は最低で年間25,000ドルからと高額ですが、Bomboraのインテントデータを活用して企業からのコンバージョン率を上げることができれば、利益率の方が大きいです。

最初はBombora公式サイトのお問い合わせホームから相談することもできるため、まずはBomboraの担当者に相談することをおすすめします。

今回の記事が少しでもみなさまの役に立つことができれば、幸いです。

また、Bombora以外にもBtoBに最適な日本の企業が作っているツールがあります。資料請求は無料なので、ぜひ取り寄せてみてください。