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2024.09.04

中小企業向けのSFA比較10選!タイプ別に分類して機能や料金を徹底比較

中小企業に勤めておりSFAの導入を検討しているものの、たくさんの製品があるなかでどれを選ぶべきか迷っている人もいるでしょう。一言で「SFA」と言ってもさまざまな特徴を持つものがあり、自社に合うものを選ぶことでより高い効果を期待できます。

本記事では、価格が良心的なもの・シンプルで使いやすいもの・サポートが充実しているものの3つに分けて、合計で10個のSFAを紹介します。営業プロセスを可視化して業務の効率化を図りつつ成果を上げたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

SFA(営業支援ツール)とは?

SFAとは、企業の営業活動におけるプロセスを可視化し、効率的に成果を上げることを目的として作られたツールです。「Sales Force Automation」の略称であり、営業支援ツールと呼ばれることもあります。

プロセスの可視化だけでなく、業務の一部を自動化したり、管理している情報を蓄積・分析して営業活動の改善を図れたりする製品も多いです。日本国内においては、働き方改革を受けて人件費を抑えつつ成果を挙げることが求められるようになったこともあり、導入する企業が増えています。

中小企業向けのSFAと大手企業向けのSFAの違い

同じSFAでも、中小企業に適してるものと大手企業に適しているものとでは特徴が異なります。中小企業におすすめなSFAの特徴は、以下のとおりです。

  • 価格が安い
  • 機能が少なくシンプル
  • 導入・定着しやすい

それぞれについて詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

1. 価格が安い

大手企業に比べるとSFAに割くことのできる予算が限られている中小企業にとって、価格の安さは重要なポイントです。性能面で優れているからといって高価な製品を選んでしまうと、導入後数か月で解約する事態に陥りかねません。

SFAは継続して利用し続けることでデータが蓄積され、より成果を得やすくなるという特徴があるため、**無理なく使い続けられる価格帯のものを選びましょう。**ただし、当然ながら価格だけでなく機能やサポート内容まで加味して選択することも大切です。

2. 機能が少なくシンプル

機能が少なくてシンプルな構成になっているSFAも、中小企業に適していると言えます。「豊富な機能が取り揃えられているものほど良い」と考える人も少なくありませんが、従業員が使いこなせなければ無駄となってしまいます。

また、機能が多いほど価格も高くなる傾向にあるため、必要な機能は揃っていながらもコンパクトにまとまっているものを選ぶと良いでしょう。オプションとして課金することで新たな機能を追加できる製品を選び、必要に応じてカスタマイズするのも手段のひとつです。

3. 導入・定着しやすい

スムーズに導入できて、定着しやすいSFAを選ぶことも、中小企業にとって大切です。誰でも直観的に操作できるものや、見やすく分かりやすいダッシュボードが搭載されているものを選ぶのがおすすめです。

また、導入や運用のサポートが手厚い製品を選ぶことで、より従業員がSFAを使いこなせるようになるでしょう。ただし、サポートが充実しているものは価格が高い場合もあるため、導入・定着のしやすさと値段のバランスを考慮して選択する必要があります。

中小企業向けのSFA(1. 価格が良心的)

ここでは、価格が良心的で中小企業に向いているSFAを4つ紹介します。

  • GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)
  • Sales Cloud
  • WaWaFrontier
  • Salesforce Sales Cloud

それぞれの特徴や費用について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

『GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)』

引用:GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)

1ユーザーあたり月額2,980円からと、大手SFAのおよそ三分の一のコストで利用できるSFAです。

引用:GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)

低価格ながら豊富な機能が揃っているため、不自由さを感じにくいのも嬉しいポイントです。

引用:GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)

活動履歴や商談状況を分かりやすいグラフで可視化でき、一目で営業部全体や担当者ごとの状況を確認できます。

『Salesforce Sales Cloud』

引用:Salesforce Sales Cloud

世界的にシェア率の高い『Salesforce Sales Cloud』は、1ユーザーあたり月額3,000円から利用できます。

引用:Salesforce Sales Cloud

見込み顧客の情報や商談内容などを一元管理できるため、抜け漏れの心配なく営業活動を進められます

引用:Salesforce Sales Cloud

蓄積されたデータを閲覧できるだけでなく、自動で売上を予測してくれる機能も搭載されており、見通しを立てやすい点も魅力のひとつです。

『WaWaFrontier』

引用:WaWaFrontier

営業日報に特化したSFAツールで、最も安いプランではなんと1ユーザーあたり月額1,000円で利用できます。

引用:WaWaFrontier

営業予定や実績を記録でき、担当者は自らの業務を振り返りやすく、マネジメント職の従業員にとっても的確な指導がしやすくなります。

引用:WaWaFrontier

日報作成の他にも、案件の進捗管理や受注予定表といった機能も使えます。スマートフォンからも利用でき、移動中にも商談の記録ができるのも嬉しいポイントです。

『戦略箱ADVANCED』

引用:戦略箱ADVANCED

クラウド版であれば1ユーザーあたり月額4,000円と、低価格な料金設定のSFAです。

引用:戦略箱ADVANCED

顧客に関する情報を1画面で把握できる構造となっているうえに、ブックマーク機能も搭載されているため時間を節約しながら営業活動を効率化できます。

さまざまな外部ツールとの連携も可能なため、業務を大幅に効率化したいと考えている企業にもおすすめです。

中小企業向けのSFA(2. シンプルで使いやすい)

シンプルさと使いやすさが特徴的で、中小企業におすすめなSFAは以下の3つです。

  • ネクストSFA
  • GRIDY SFA
  • kintone

従業員が使いこなせるか不安な企業は、ぜひ上記の中から導入するSFAを選んでみてください。

ネクストSFA

引用:ネクストSFA

使いやすさ・見やすさを追求しており、誰でも簡単に使える画面設計のSFAです。

引用:ネクストSFA

初期設計をすることなく自社好みにカスタマイズできるため、スムーズに導入できるのも魅力です。

引用:ネクストSFA

成果をランキング形式で確認できる機能により、営業担当者のモチベーションを高められる点も特徴のひとつです。

『GRIDY SFA』

引用:GRIDY SFA

入力形式の統一化・入力作業の負荷軽減を重視して作成されているSFAです。顧客情報・商談情報・契約情報の管理など、基本的なSFA機能がすべて揃っている点がポイントです。

引用:GRIDY SFA

多くの企業で利用されているGoogle カレンダーのスケジュール情報をワンクリックで同期できるため、入力の手間を削減できます。

『kintone』

引用:kintone

自社専用の業務アプリを自由度高く作成できるツールです。プログラミングの知識がなくても簡単にアプリを作れるため、操作面の不安がある人でも安心して使えるでしょう。

引用:kintone

営業状況やメンバーごとの工数を可視化できるため、営業活動に専念できる環境を無理なく整えられます。ほかにも、リマインド機能で業務の抜け漏れを防いだり、モバイル対応機能で移動中にサクっと入力したりと、多様な機能を組み込んでアプリを作成できます。

中小企業向けのSFA(3. サポートが充実している)

以下の3つのSFAは、サポートが手厚く中小企業にとって導入しやすいといったメリットがあります。

  • HubSpot
  • JUST.SFA
  • Ecrea

ここでは、それぞれについて詳しく解説します。気になるものがあれば資料請求をすると良いでしょう。

『HubSpot Sales Hub』

引用:HubSpot Sales Hub

『HubSpot Sales Hub』は、世界中の企業に利用されているSFAのひとつです。海外製のSFAでありながら、メール・チャット・電話を通じて日本語で手厚いサポートを受けられる点が魅力です。

引用:HubSpot Sales Hub

導入や運用に関するサポートだけでなく、営業やカスタマーサービスに関する講座も用意されているため、スキルアップの支援も受けられます。

『JUST.SFA』

引用:JUST.SFA

検討段階・導入段階・定着段階で手厚いサポートを受けられるSFAです。

引用:JUST.SFA

具体的には、他社での導入事例を紹介してもらえたり、導入コンサルティングを受けられたりします。平日の9時~18時であればメールや電話によるサポート体制も用意されているため、トラブルが生じた場合でもすぐに対処できるでしょう。

『Ecrea』

引用:Ecrea

これまでにSFAを導入したことのない企業におすすめの、サポートが手厚く価格が安いSFAです。

引用:Ecrea

導入後は専任のアドバイザーがつき、操作や導入に関する課題を解決しやすい環境が整っています。他のSFAからの切り替えサポートも行っているため、すでに他の製品を利用している企業にも適しています。

中小企業がSFAを導入する際の注意点

中小企業がSFAを導入する際には、「社員が使いこなせずなかなか社内で定着しない」といった課題に直面するケースが多いです。SFAは、営業活動を効率化して売上向上を図ることを目的として導入するツールであるため、導入しても使われないことには意味を成しません。

その点、『SalesMarker』というBtoBセールスインテリジェンスを利用すれば、従業員の負担を抑えつつ効率的に営業活動を展開できます

『SalesMarker』には、興味関心を分析したうえで売れる見込みのある顧客をリストアップする機能が備わっているため、従業員がリストを作成する手間を省けます。

AIが自動で営業活動を代行してくれる機能も、リソースに限りがある中小企業にとって嬉しいポイントだと言えるでしょう。このように、『SalesMarker』は定着しやすいポイントが盛りだくさんなため、ぜひ利用を検討してみてください。

まとめ

中小企業は、低価格かつシンプルで、導入・定着しやすいSFAを導入することで成果に繋げやすくなります。とはいえ、全てを叶えるのは難しいため、バランスを考えながら理想に近いSFAを選択しましょう。

気になるSFAを複数ピックアップし資料請求をすることで、比較検討するのがおすすめです。ぜひ、本記事の内容を参考にして、自社に最適なSFAを選んで導入を進めてください。

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