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「営業リストの作成に工数を割きたくない」
「効率的に営業活動を行っていきたい」
このように考えているのであれば、営業リストを購入することで、効率的に営業活動を進めることが可能です。 今回は、営業リスト購入先の種類やおすすめ20選、購入先を選ぶ際の注意点について解説していきます。
企業データベースをもとに最新情報をリスト作成してくれるツールや、低価格でリスト購入できる企業などさまざまです。
また、リストアップの作成だけでなく、アプローチまで可能なツールもあるので、ぜひ自社に適した営業リスト購入先を見つけてください。
営業リストを購入するメリット
営業リストを購入するメリットとして、「時間の節約」が第一にあげられます。
営業リストを作成するには多くの時間が必要です。たとえば、企業を1社ずつ調べてExcelにまとめていく作業や、ターゲットを分類する作業、アプローチ時に必要な情報を調査する作業など、リスト作成には多くの作業が求められます。
営業パーソン一人一人がリストアップ作業に長時間を費やしてしまうと、営業活動がスムーズに進みません。
そこで、ターゲットとなる企業の属性を指定して、営業リストを購入することで、非常に時間の節約になります。 さらに、最安値0.1円 / 件で購入できるサービスもあるため、コスト的な負担が大幅に増えるわけではない点も魅力です。
営業リスト購入先の種類
それでは、営業リスト購入先の種類について、下記2つを紹介していきます。自社が目指す目的や予算に応じて、どちらの種類を選択するか判断しましょう。
- 単発購入
- 月額利用
単発購入
単発購入型は、営業リストを一回購入するごとに 「〇〇円 / 件」と、単発で購入できる形式のものを指します。
その都度の発注のため、永続的にコストがかかる心配もなく、必要なときに利用できることがメリットです。
たとえば、テストマーケティングの際や「今が売り時だ」という繁忙期などに突発的に活用できます。
月額利用
月額利用型は、「月額〇〇円で、月〇〇件まで取得できる」というサブスクリプション方式(月額課金制)を指します。
継続的にアウトバウンドの営業を続けていく企業におすすめです。
また、リストの提供だけではなくツール内でアプローチ業務まで可能なサービスもあります。その場合は、通常のリスト作成ツールよりも料金が多少高めになることを考慮しておきましょう。
営業リスト購入先おすすめ20選
ここまで、営業リスト購入先の種類について解説してきました。
それでは、紹介した「単発購入型」と「月額利用型」の営業リスト購入先をそれぞれ10選ずつ紹介していきます。
営業リスト購入先(単発購入型)
それでは、単発購入型の営業リスト購入先から見ていきます。突発的な需要に対応するための営業リストを購入する方向けです。
- 法人名簿エンジン
- アタックリスト.com
- ダイレクトデータ
- アタックリストNo.1
- 日本ソフト販売株式会社
- 名簿屋ドットコム
- 株式会社LEO
- Keywordmap for List Sales
- 新規開拓ラボ
- 新宿法人リストセンター
法人名簿エンジン
引用:法人名簿エンジン
業界別、目的別に法人名簿(リスト)を購入可能なサービスです。Web上に公開されている情報から抽出したもので、最新状態を維持するために定期更新がされています。
特徴
- 業界最安級19万5,000件入→5,000円~
- 業界最大級720万件以上のリスト
- 常に最新のリストを用意可能
アタックリスト.com
引用:アタックリスト.com
Web上の公開データのほかに、四季報やiタウンページなどの媒体からの情報をもとにリストを作成できます。つながらないデータの更新作業やインフォリサーチを日常的に行うことでデータを最新状態に維持可能です。
特徴
- 四季報などのデータを統合的に収集可能
- 担当者の最終チェックにより正しい情報を提供可能
- 会員登録不要で「今すぐに」顧客リストを購入可能
ダイレクトデータ
引用:ダイレクトデータ
電話・インターネットプロバイダ回線、携帯電話キャリアに基づいた回線分類リストを提供でき、通信関係のサービス事業者にとって重要なリストが手に入ります。無料サンプリングで有益なリストかどうかをお試しすることが可能です。
特徴
- 3円/件の安心低価格
- 保有数業界トップ
- 最新最良の高品質リスト(法人リスト・個人リスト)
アタックリストNo.1
引用:アタックリストNo.1
全国680万の法人から最新データを取り入れており、24時間365日全自動でリストをダウンロード可能です。売上高、従業員数、資本金の企業規模、上場区分、設立年月などの抽出条件で絞り込みができます。
特徴
- 全レコードを毎月更新で最新情報をキャッチアップ
- 売上高規模、従業員数規模で絞り込み可能
- 全リストに緯度経度情報を付与し、Web(GIS)マーケティングにも活用可能
日本ソフト販売株式会社
引用:日本ソフト販売株式会社
1,140業種に分類した企業の電話帳情報をリストデータとして提供しています。企業、自営業、新規開拓、新設法人、チェーン店舗、アンケートなどさまざまなリストデータを抽出可能です。
特徴
- 業界最大級の企業電話帳データ2億件、チェーン店舗70万、官報破産者データ800万件を保持
- 完全自社製造による品質担保のリストデータ
- 5,000社以上のサポート実績
名簿屋ドットコム
引用:名簿屋ドットコム
業界最大級の取り扱い件数で、取り扱い業種も豊富なため、ターゲットに適したリストを見つけやすいです。法人リストに特化しているため、個人情報保護法の対象リストはなく、安全にアプローチできます。
特徴
- 安心できる低価格
- スピーディーな納期で、翌営業日までにメール納品
- 160万の法人リストを完備
株式会社LEO
引用:株式会社LEO
BtoBマーケティングに特化した法人リストを販売しています。独自調査により、売上高、従業員数、資本金、オーナー企業の選別など、さまざまな抽出条件で絞り込みが可能です。
特徴
- BtoB特化の独自データで約170万社の法人リストを完備
- 精度の高いターゲティング
- 充実のサポート
料金:要問い合わせ
Keywordmap for List Sales
引用:Keywordmap for List Sales
世界最大級の日本語データベースをもとに作るサービスで、アクセス数や広告出稿額推移から営業リストを作成できます。「広告出稿額が増加中の企業」や「事業成長中の企業」「事業低迷中の企業」など目的を絞った営業リストを作成可能です。
特徴
- 目的別の営業リスト先により顧客の経営状態や課題を把握可能
- リストの量よりも質を重視
- 世界最大級の日本語データベースからリストを抽出
新規開拓ラボ
引用:新規開拓ラボ
新規顧客開拓に特化した営業リスト納品サービスです。BtoB、BtoCそれぞれに対応可能で、DMの発送や電話番号クリーニングサービスも実施しています。
特徴
- 業界最大級1,000万件超えのデータ件数
- 条件指定による細かいセグメント分けが可能
- 低価格かつスピーディーな対応
新宿法人リストセンター
引用:新宿法人リストセンター
業界最大級1,000万件の法人リストが魅力で、毎日最新状態に更新されています。 フリーキーワード検索対応、タウンページ未掲載の企業リストなど痒い所に手が届く機能が豊富です。
特徴
- 業界最大級1,000万件の法人リスト
- 最大80項目から絞り込んで約3,000カテゴリーへセグメント分けが可能
- プロのコンサルタントとの相談により最適な法人リストを作成可能
営業リスト購入先(月額利用型)
それでは、続いて月額利用型の営業リスト購入先について紹介していきます。営業リストを用いて一定期間営業活動を行っていく方向けです。
- Musubu
- SalesNow
- ソーシャル企業情報
- Listoru
- リストクラスター
- FORCAS
- BIZMAPS
- HRogリスト
- ユーソナー
- LEADPAD
Musubu
引用:Musubu
140万以上のデータから必要な情報を活用できる、法人営業支援向けのクラウド型企業情報データベースです。初期費用が無料のため導入しやすく、企業情報は1件単位で追加購入できます。
特徴
- 140万以上の企業情報データベースによるターゲティングで成約率向上
- 豊富な検索軸で成約見込みの高い企業のみに集中的にアプローチ
- メール配信機能、営業管理機能、成約分析機能も搭載
SalesNow
引用:SalesNow
わずか10秒で受注確率の高い営業リストを自動作成できるツールです。高度なフィルタリング機能により、アプローチしたいターゲットを絞り込みできます。
特徴
- 500万件以上の企業データベースから営業リストを作成可能
- 156項目以上の検索条件でアプローチしたい企業を絞り込み可能
- 企業の動的データを蓄積するセールスインテリジェンスが可能
ソーシャル企業情報
引用:ソーシャル企業情報
圧倒的な反響率で、自社に最適な営業リストを作成できます。5,000社以上が導入しているサービスで、掲載企業数は約120万と豊富です。
特徴
- 「業種」「エリア」「事業規模」などの条件で絞り込み可能
- リスト件数約120万件
- 導入企業5,000社以上の信頼感
Listoru
引用:Listoru
Web上の企業情報を抽出・リスト化でき、最新データを常に収集できます。日本最大規模の収集サイトを利用し、スピーディーかつ低価格で営業リストの作成が可能です。
特徴
- 収集サイト数日本最大規模
- リスト単価日本最安値帯
- 導入実績10,000社以上
リストクラスター
引用:リストクラスター
Webから反響率の高い営業リストを自動作成でき、工数削減に役立つツールです。リアルタイムで最新情報を抽出するため、鮮度の高いリストを利用できます。
特徴
- 無制限でリストを作成し放題
- リストクリーニング機能、オートメーション機能、データ蓄積機能あり
- 自動作成による工数削減
FORCAS
引用:FORCAS
150万以上の企業データベースを保有しているBtoB向け営業リスト作成ツールです。ターゲット企業を特定し、受注確度の高い見込み顧客を効率よく獲得できます。
特徴
- SalesforceやMAツールとの連携可能
- 豊富なデータベースをもとく効果的な顧客分析が可能
- 専属コンサルタントによる活用支援サービスが充実
料金:月額固定制。具体的な見積額に関しては要問い合わせ。
BIZMAPS
引用:BIZMAPS
約30秒で営業リストの作成ができ、「展示会への出展履歴」「Webサイトへの掲載情報」「製品の導入実績」などの条件で検索可能です。 全国3,200人のリサーチャーによって定期的にクリーニングされたデータのため安心して利用できます。
特徴
- 登録企業数170万社以上の国内最大級の企業検索サービス
- 月100件まで無料ダウンロードが可能
- オリジナルの検索条件で的確なターゲティングが可能
HRogリスト
引用:HRogリスト
求人情報をもとに人材業界向けの営業リスト先を作成するHR業界シェアNo.1のサービスです。 最短2クリックで簡単に求人情報のビックデータを分析できます。
特徴
- 100以上の求人サイト、10億件以上の過去分データからの情報収集
- 求人広告プラン判定、予測出稿金額の概算機能で顧客の採用意欲の高さを把握可能
- 業界知識が豊富なエキスパートスタッフによるサポートあり
ユーソナー
引用:ユーソナー
820万件の法人企業データベースLBCで国内拠点99.7%を網羅し、受注確度の高い営業リストを作成可能です。約8億件以上の過去の変遷情報やIP情報などを蓄積しており高い精度のデータを保有しています。
特徴
- 国内に拠点がある全企業の情報を取得可能
- AIによる需要測定で受注見込みの高い企業を判定可能
- SFA、MAのデータと連携可能
料金:要問い合わせ
LEADPAD
引用:LEADPAD
160万社以上の企業データベースをもとに営業リストを作成できます。営業アクションの選定、実行、記録、管理、分析まですべてワンストップで実現可能です。
特徴
- Salesforce、HubSpotと完全同期可能
- SFAの重複や無効となったリストを自動でクレンジング可能
- アプローチの優先順位を自動で決定
営業リスト購入先を選ぶ際の注意点
ここまで、おすすめの営業リスト購入先20選を紹介してきました。
それでは、実際に営業リストを購入する前に、選ぶ際の注意点について解説していきます。
- データ鮮度
- ターゲット選定
データ鮮度
まずは、営業リストに掲載されているデータの鮮度です。たとえば、営業リスト先へアプローチする際に、古い情報が記載されてつながらなかったり、すでに企業が倒産・閉鎖していたりする場合、営業活動を行うことができません。
よって、「最新状態のデータが取得できるかどうか」「正確な情報かどうか」に注意が必要です。きちんとデータの自動クリーニングやリサーチャーによる定期更新が行われているリスト購入先を選びましょう。
ターゲット選定
営業リストに自社がターゲットとする企業が掲載されていなければ、効率的にアプローチして商談化につなげることができません。
需要がなく、売れる見込みのないリストは不必要です。アプローチして成約する見込みのある顧客がリストアップされていることが重要となります。購入前に「自社がターゲットする属性の企業情報が含まれているリストかどうか」を判断しましょう。
営業リスト購入先を選ぶ際に、ターゲット選定が大切だということがわかりました。そこで、「売れる相手がわかる」ツールとして、「Sales Marker」というBtoBセールスインテリジェンスツールをおすすめします。
これまでのリスト作成は下記2つの方法でした。
- ターゲットを求人情報や属性情報から絞り込んで自社でリストアップツールを活用する方法
- リストアップの絞り込み条件をリスト提供企業へ伝えて、営業リストを購入する方法
Sales Markerは、あらかじめ設定した自社に関連するキーワード(興味があると判断できるワード)が検索された瞬間に、検索した企業がわかる機能があります。 セールスシグナルにより、顧客のニーズが発生した瞬間を逃しません。
よって、自社(商品・サービス)カテゴリーに興味がある顧客をリストアップできている状態だと言えます。
さらに、営業リストの作成だけでなく、アプローチまでツール上で実施可能です。AIによる最適なアプローチで商談獲得までを自動化できます。 社内のリソースを使うことなく、商談を設定できるため、コスト削減にもつながります。
つまり、Sales Markerは単なる営業リスト作成ツールではなく、アプローチや分析まで可能なセールスインテリジェンスツールです。Sales Markerを活用することで、営業リストを購入するよりも、低コストかつ効率的に営業活動を行っていくことができます。
まとめ
営業リスト購入先の種類やおすすめ20選、購入先を選ぶ際の注意点について解説してきました。
営業リストを購入する際は、予算や目的に応じて、「単発購入型」か「月額利用型」を選びましょう。「データの鮮度」が最適化されているかどうか、「ターゲット選定」がきちんと自社に合っているかどうかも重要です。
今回の記事を読んで、営業リストを購入する際に、より良いツールや企業と巡り合えることを願っています。
もし、「売れる相手がわかるツールがほしい」「リストアップだけでなくアプローチや分析までできるツールがほしい」のであれば、Sales Markerがおすすめです。
売れる瞬間を逃さず、アプローチの自動化で営業活動を効率化していきましょう。