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返信率は驚きの11%、人事部門がなくても優秀な転職潜在層への効率的なアプローチを実現

ペッツオーライ株式会社

抱えていた課題
  • ダイレクトリクルーティングを行うリソースやノウハウの不足
  • 認知度の低さから優秀な人材からの注目が集まりにくい
  • 既存のチャネルから採用した人材が定着しなかった
実際の効果
  • スカウトメッセージの返信率が11%超
  • 転職市場に現れていない層にいち早くアプローチし選考進行中
  • 優秀な人材とのつながりからビジネス面の協業などにも拡がり
課題
1.ダイレクトリクルーティングを行うリソースやノウハウの不足
2.認知度の低さから優秀な人材からの注目が集まりにくい
3.既存のチャネルから採用した人材が定着しなかった
効果
1.スカウトメッセージの返信率が11%超
2.転職市場に現れていない層にいち早くアプローチし選考進行中
3.優秀な人材とのつながりからビジネス面の協業などにも拡がり
目次

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ペットを飼っている人の困りごと解決を事業として展開しているペッツオーライ。ペットの病気やしつけについて専門家にオンラインで相談できるサービスや、デジタル化したワクチン接種証明書によってワンちゃんとのお出かけをサポートするサービスなど、ユニークな取り組みが人気を集めています。

ペットを軸にしつつも、人やお店との関係性も重要となる、新しいビジネスを広げていくにあたっては、高度にマネジメントしていく人材や、事業を戦略的に開発していく人材が不可欠です。しかし、マネジメントや事業開発の経験が豊富で、ペット業界の未来を一緒に切り開いていってくれる人材となると希少なため、従来の採用チャネルで見つけるのは困難。そんなとき偶然出会ったRecruit Markerに、同社は解決の糸口を見いだしました。

少数精鋭のスタートアップでリソース不足、人事機能に課題

― 人材採用において以前はどのような課題を抱えていましたか

課題感としてはいくつかありました。まず、いい人材を採用するためにダイレクトリクルーティングに取り組んでいましたが、当社には人事部門がなく、代表の私が採用者へのアプローチから面接までを担っていました。しっかり体制を整えて取り組むことが重要とされるダイレクトリクルーティングに多くのリソースを割くことが出来ないという体制面での課題を抱えていました。

また、採用に関するノウハウが十分にないという課題もありました。「こんな人がいいな」というペルソナはあってもどのようにペルソナに合致する人材を見つけに行けばよいかがわかりませんでした。そのような人材を見つけられたとしても、候補者への最適なアプローチ手法や、当社と候補者間の双方の情報のミスマッチなどが発生し、お互いに満足のいく採用に繋がっていませんでした。

また採用に至っても、中々定着しないという課題もありました。我々のようなスタートアップは認知度が高いとは言えず、良い人材に選考に進んでいただける機会が十分に確保できていませんでした。そのためカルチャーフィットの見極めが十分ではなかったと今となっては振返っており、結果として採用に至っても定着しないことの一因になってしまいました。

 

― Recruit Markerを導入した経緯について教えてください

自分たちに合う人材サービスをなかなか見つけられていなかったのですが、Recruit Markerをプレスリリースで知りその記事を読む中で興味をもちました。インテントリクルーティングという戦略がいままでになく、とても面白そうだなと感じたんです。サービスの中身を詳しく聞いたところ、これなら少ないリソースでもダイレクトリクルーティングができそう、ノウハウが十分ではない弊社にとってもAI活用でカバーできそう、と思い導入を決めました。

人材の属性で絞り込みSNSでスカウト送信、サポートの手厚さが活用のエンジンに

― 現在はRecruit Markerをどのように活用していますか

Recruit MarkerのIRC(インテントリクルーティングコンサルタント)の方に伴走いただきながら利用しています。例えば私が「こういう人が欲しい」という人物像や要件を伝えると、IRCの方が候補者のペルソナを言語化し、ターゲティングをしてくださいました。そのターゲットに対して、SNSアカウントをチェックしてスカウトメッセージを送っています。

 

― たとえばどういった条件でターゲティングしているのでしょうか

今探しているのは、新規事業開発担当で、将来的に1つの事業の責任者をお任せできるような方です。メインミッションはセールスでありながらも、企業とのアライアンスを模索したり、新しい拡販の仕組みを作ったりと、攻めた事業開発をして成長を加速させていくことができる、セールスと事業開発のハイブリッドのようなポジションの方です。

実際のターゲティングの方法としては、例えばまずは「事業開発」かつ「マネージャー・責任者」のようなキーワードを組み合わせて絞り込みます。また、カルチャーや風土として我々に合いそうということで、「スタートアップに在籍している方」や、優秀な方がいると評判の企業名での検索もできるので絞り込み条件に入れています。さらにそこから「企業インテント*」があがっている方にフォーカスし、「転職意向が高まっている可能性がある方」を抽出しています。

結果として、カジュアル面談など実際にお会いした方々も今のところ全員、会社や求めている業務内容にフィットしそうな優秀な方ばかりだなと感じています。

*従業員に転職意向が発生する可能性が高い「企業」の動向のデータ。

 

― スカウトメッセージはどのような内容にしていますか

IRCの方にアドバイスをいただき、スカウトメッセージのテンプレートを作っていただきました。採用したいと思っているのは引く手あまたの優秀な方ばかりです。そのような方に興味を持っていただくための訴求ポイントを定め、それを求人票やスカウトメッセージに盛り込んでいただきました。

そのテンプレートをベースに、AI機能が個別のスカウトメッセージを生成してくれます。このAIの質が非常に高いので、全面的に信頼してほとんどそのままの形で送信しています。

相手に「ちゃんと自分のプロフィールを読んでくれているんだな」というのが伝わる内容になっていて、メッセージを受け取っていただいた方と実際に面談にした際も、「メッセージを見たときに、自分のことを探して理解してくれた上で声をかけてくれたんだなと思った」という言葉をいただけました。

― 導入していくところで苦労したこと、難しかったところなどはありませんでしたか

知らない相手にメッセージを送る、というのは自分の苦手とするところなので、その心理的な壁を乗り越えるのが苦労したことかもしれないですね(笑)。ただIRCの方が手厚くサポートしてくれたので、サービスを導入していくこと自体に難しい点はありませんでした。

オンボーディングを全力で支援していただき、こちらとしても諦めずにちゃんと活用しよう、という気持ちが生まれました。これまでも候補者一人ひとりに送る文面を考えることに非常に時間がかかったりと、自分ひとりでダイレクトリクルーティングに取り組むことに、正直心がくじけそうになったこともありました。しかし今回のRecruit Markerの導入と活用で、そこを乗り越えられ、今後も継続して前向きに取り組めそうと確信することができているのは間違いなくIRCの方のサポートのおかげです。

非常に高い返信率を実現

― 目に見えるところで導入の効果はありましたか

SNS経由でスカウトメッセージを70件送って8件の返信がありました。返信率にすると11%超で、導入前の返信率が数%だったことと比較すると信じられない成果になっています。

面談して話を聞いてみると、「ちょうど会社の業績が芳しくなく、部署が解体したところだった」や、「ちょうど転職を視野に入れ始めたところだった」などとおっしゃる方が少なくありませんでした。既存のスカウトサービスなどの採用チャネルでは見つけられないタイミングですし、おそらくSNSだけを見ていても気付けなかっただろうと思います。

これは、まさしくインテントデータを掛け合わせたことの効果だと確信しています。一般の転職市場に出る前の段階で素早くアプローチできるというのは、やはりRecruit Markerの一番のメリットですね。さらに、スカウトメッセージの作成を効率的に行うことが出来、それでいて返信率が高いというのは他にはないメリットです。

 

― 思いがけず得られた効果やメリットみたいなものはあるでしょうか

面談した人の中には、今すぐにジョインはできないけれど興味はあるので報酬はともかく一度手伝わせて欲しい、という提案をしてくださる方もいました。そこまで思ってくれるのは本当にうれしいですし、非常にありがたいことです。

さらにスカウトメッセージがきっかけで優秀なマーケターが集まるイベントに参加させてもらい、そこでいろいろな大企業の方とつながることもできました。今後の会社対会社のビジネスに発展していきそうな動きも生まれているところで、人材採用だけでなく、優秀な方とのつながりからの協業というところにもRecruit Markerが役立つのではないかと考えています。

人事部門のないスタートアップでもいち早く優秀な人材にアプローチできる

― 今後の活用方針や目標などがありましたら教えてください

あと2~3カ月以内の今期中に、1人採用するか、採用につながるレベルの接点を何人かともてるようにする、というのを目標にしています。そういう人がRecruit Marker導入後間もない今の段階で、すでに何名か見つかっているのは期待以上と感じています。我々がその人を満足させてあげられる体制、環境を素早く作れるかがむしろ課題かもしれません(笑)。

 

― Recruit Markerはどういった課題をもつ企業におすすめですか

いい人材にピンポイントでアプローチしたい企業にとっては、試す価値のあるサービスです。これまでは、それがダイレクトリクルーティングという手法でしたが、より効果効率を高めることができるのがインテントリクルーティングだと思います。企業インテントや人物インテントから、「転職意向が発生する兆候」をとらえられることで、人材が転職市場に出てくる前のタイミング、つまり他社が一斉にスカウトメールを送りはじめるより一足早くいい人材にアプローチできます。今、いい人材の獲得がなかなかできていないという課題があるならば、Recruit Marker はおすすめです。

また、バックオフィス部門の拡充はこれから、というスタートアップにも試してみてほしいです。人材の経歴などの情報を自動で収集してリスト化し、簡単にスカウトメッセージを送れる。いわば人事スタッフを1人採用したようなイメージでRecruit Markerがどんどん働いてくれますから、人事部門のない企業にもおすすめです。

 

― 本日はお忙しいなか、ありがとうございました

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