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みなさんは、Linkedin(リンクトイン)というサービスをご存知でしょうか?近年、日本人ユーザーの利用者が急増している、ビジネス特化型のSNSです。
しかし日本では認知度が低くあまり知られていないのが現状です。そのため「Linkedinでなにができるの?」「他のSNSと何がちがうの?」「使うメリットは?」などの疑問があるかと思います。
そこでこの記事では、2023年最新版のLinkedinの基礎知識から、利用できる機能までわかりやすく解説していきます。Linkedinに興味がある方は、ぜひ最後まで読み進めてください。
Linkedin(リンクトイン)とは
Linkedin(リンクトイン)はアメリカのシリコンバレー発祥のSNSで世界200ヵ国以上、8億5,000万人以上の登録者がいる世界最大規模のビジネス特化型SNSです。
PayPalの創設メンバーだったリード・ホフマンさんが創設し、世界で働くすべての人のために経済的なチャンスを作り出すことをビジョンとして掲げています。サービスは2003年から開始されており、2022年現在で19周年を迎えました。
他のSNSとの一番の違いは、ビジネスの相手と繋がることに特化しているという点です。
海外だとビジネスに関する発信はLinkedinを使い、自分の職歴やプロフィールを登録できることから、名刺代わりとしても使われております。facebookのビジネス版とも言われています。
企業向けと個人向けのサービスがどちらも充実しているのが特徴で、最近ではアメリカや欧米だけでなく東南アジアでもLinkedinで仕事を探したり、採用したりするのが当たり前となってきています。そして日本にもその波が押し寄せており、年々日本人の登録ユーザーが拡大しています。
それでも日本人にはまだまだ馴染みがなく怪しそうに聞こえますが、世界的にユーザを抱えており、日本より個人情報保護が厳しいEUやアメリカでもユーザが多く、信頼性が高いサービスと言えます。
Linkedinで使える機能
この章ではLinkedinで使える具体的な機能をユーザーと企業の2つに分けて紹介していきます。
ユーザーが使える機能
ビジネスニュースや勉強会に参加できる
Linkedinには、個人ユーザーにスキルアップ・キャリアアップを支援してくれるリンクトンラーニングという学習サービスがあります。
このサービスは、専門家が作成しているコースを英語と日本語含め、50万個以上のコンテンツから自分の興味のある分野を選んで受講できるというものになっております。
例えば、タイムマネジメントを学ぶコースやAdobe premiere pro、プログラミングを学ぶコースなど、ビジネスの基本から、クリエイティブな仕事の知識まで、通勤中やスキマ時間に学ぶことができます。
転職先・仕事を探すことができる
仕事を探すための検索機能が付いており、職種や場所で検索して仕事探しができます。フリーランスや副業の案件もあるので、在宅や場所に囚われないで仕事を探したい方にもおすすめです。
また自分のプロフィールに興味を持った企業が、直接DMでスカウトしてくれることもあるので、プロフィールや職歴欄を充実させた方が有利になります。
ビジネスパートナーを探せる
Linkedinには、TwitterやInstagramなどの他のSNSと同じようにフォローをするような機能がついており、そこで知り合った人とのちにビジネスパートナーになることができます。
ビジネスに特化したSNSのため、相手のバックグランドも把握することができ、海外ユーザーも多いことから、グローバルに人脈を広げることができます。
自分の情報を発信できる
Linkedinは、プロフィールに学歴や今までの職歴、持っているスキルを入力することができ、自分の情報を詳細に書いて自分をアピールすることができます。
もし自分に特別なスキルがあれば、企業からスカウトもくるため、転職活動や仕事をゲットする確率を上げられます。
企業が使える機能
ダイレクトメッセージで連絡を取り合うことができる
自社に興味を持っている方や、繋がりのあるメンバーに無料でダイレクトメッセージを送ることができます。メッセージを送った相手とは仕事に繋がることもあり、ビジネスの情報交換などを行うことができます。
繋がり機能を使って、欲しい人材を見つけられる
繋がり機能を利用すると、探したい人材の属性を絞り込むことができます。
例えば、海外の大学を卒業していて、プログラミングの知識がある人を探したい場合は、大学名や職業で絞り込みをして自分が探している近い人材を簡単に見つけられます。
企業ページに求人を掲載できる
Linkedinでは企業ページを無料で作ることができ、企業のPRや活動内容を広めることができます。求人を掲載することもでき、応募者が勝手に応募をしてきてくれるため、採用活動のプロセスがラクになります。
ただ、企業ページを充実させるためには、有料プランに入らなければいけないなど、少し手間がかかります。
Linkedinのメリット・デメリット
この章では、Linkedinのメリットとデメリットをユーザーと企業側の視点から紹介していきます。
ユーザーのメリット
ビジネスや企業の最新情報を知れる
Linkedinはビジネス特化型のSNSのため、ビジネス関連の情報が多く発信させています。
投稿を見ているだけで、役立つビジネス情報や最新の企業活動を知ることができ、時代の流れが早い今の時代に効率よく情報を収集することができます。
ビジネス上での人脈を増やせる
Linkedinを使っている人は、ビジネス目的で使っているので、情報収集や同じような仲間を求めている人が多く、ビジネスでの人脈を増やすのに最適な場所です。
そのため同じビジネス仲間を探して、自分のビジネスを拡大させるためのツールとして使うこともできます。
グローバルにアピールできる
英語が得意な方は、自分のプロフィールを英語で書けば、グローバルに自分をアピールすることができます。
日本人が有利になるような仕事も掲載されているため、英語が得意な方や海外での仕事に挑戦したい方には大きなチャンスです。
ユーザーのデメリット
英語の情報が多い
Linkedinはアメリカ発祥のアプリで、外国人のユーザーも多いことから、日本語の情報より海外の情報の方が圧倒的に多いです。そのためグローバルに活躍したい方や、ビジネスの幅を広げたい方は英語力をある程度つけたり、翻訳アプリを使わなくてはいけません。
日本ではまだあまり浸透していない
日本人のユーザーは年々増えてきてはいますが、他のSNSと比べても認知度もユーザー数もまだまだ少ないです。ただこれからはさらに日本人のユーザー数が伸びると予測されているので、そこまで心配する要素ではないでしょう。
企業側のメリット
採用コストの削減ができる
応募者だけでなく、企業側が興味を持ったユーザーに直接メッセージを無料で送れるので採用コストを削減できます。欲しい人材とだけ連絡をとることで、採用の効率化を図り採用コストの削減に繋がります。
優秀な人材を採用できる
世界規模で採用活動ができるため、より優秀な人材を採用できます。求職者の経歴やスキルを一目で見やすくなっていることから、採用担当者はその情報を活用し採用活動を進めることが可能です。
競合他社の人材情報を知れる
競合他社の人材情報を知れるのもLinkedinの強みです。
例えば、競合他社にプログラマーがどのくらいいて、その年齢層や経歴、ポジションまで把握することができます。それを参考にすることで採用活動に役立てられます。
企業側のデメリット
たくさんの機能を理解しなければいけない
Linkedinには便利な機能や、プランが複数あり、それらを使いこなせないと中途半端に終わってしまいます。企業向けの機能を理解するには、最新のネット記事やLinkedin専用の書籍である程度知識を付けなければなりません。
競合他社に多くの情報を知られてしまう
企業ページを充実させると様々なメリットがありますが、競合他社に多くの情報を見られてしまうというデメリットもあります。そのため、あまり自社を告知できなかったり、営業できなかったり、採用できなかったりします。
それらが原因でLinkedin内で思うように活動ができないようであれば、Sales Markerというサービスを使うのがおすすめです。Sales Markerであれば、自社に興味のある企業をリストアップできるのでより、営業活動や採用、広報活動ができます。
確実に成約率が上がるので、より詳細が知りたい方は下記から公式ページに飛ぶことができます。
まとめ
Linkedinはビジネスに特化したSNSで、日本でもたくさんの企業やユーザーが増えていくと予測されています。そして個人利用だけでなく、企業側にもたくさんのメリットがあるのが特徴です。採用活動や広告、競合調査などで有効活用していきましょう。
最初は無料で利用できるので気軽に使用してみましょう。慣れてきてより充実した機能を活用したい方は、有料プランにアップデートすることをおすすめします。