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営業メールの例文・テンプレ集!書き方・送り方のコツも合わせて解説

営業メールを送って顧客にアプローチしたいものの、どのような文章を作成すればよいか分からず困っている人もいるでしょう。本記事では、以下の営業メールに活用できる例文・テンプレを紹介します。

  • 新規開拓
  • 資料請求後対応
  • リードへの情報提供
  • リードへのセミナーの案内
  • リードへの商談の再打診

本記事を参考にすれば、1から文章を作成するよりも簡単に、かつ高い反応率を期待できるメールを作成できます。営業メールによって売上をアップさせたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

営業メールとは?

営業メールとは、名前のとおりメールを使って顧客に自社商材を売り込む取り組みのことです。テレアポやフォーム営業などと同じように、多くの企業で実施されている営業手法のひとつです。

一言で「営業メール」といっても、状況によって効果的な文章は異なるため、目的や顧客との関係性に応じて作成することが大切です。また、件名や文章だけでなく、ターゲット選定や送る時間帯も成果に関与します。

営業メールの例文・テンプレ集(5パターン)

ここでは、以下の5パターンにおける営業メールの例文・テンプレ集を紹介します。

  • 新規開拓の際の営業メール例文
  • 資料請求後対応の営業メール例文
  • リードに情報提供する際の営業メール例文
  • リードにセミナーを案内する際の営業メール
  • リードに商談を再打診する際の営業メール

メールを作る際のポイントも解説するので、参考にしながら顧客に響く文章を作成してください。

新規開拓の際の営業メール例文

【件名】

【導入実績〇〇社】コスト削減に効果的な採用管理システムのご案内

【本文】

株式会社△△
△△ △△様

突然のご連絡失礼いたします。
株式会社〇〇・〇〇部の〇〇と申します。

この度、貴社のホームページに求人を掲載されているのを拝見し、弊社サービスがお役に立てるのではないかと思い、ご連絡を差し上げました。

弊社では、採用コストの削減や業務効率化を目的とした、採用管理システム『〇〇〇〇』を提供しております。これまでに、〇〇件の導入実績があり、〇〇%のお客様にリピートしていただいております。

ぜひ一度、弊社サービスに関して直接ご説明させていただきたいのですが、オンラインで30分ほどお時間をいただくことは可能でしょうか。機能の詳細や導入事例、導入後のご活用イメージなどをお伝えできればと考えております。

ご興味ありましたら、以下メールアドレス先に「興味あり」とご連絡いただけると幸いです。

~~~~~~@xxxx.com

ご多忙の中恐縮ですが、ご検討いただければ幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

件名を見ただけで、メールを読むことでどのようなメリットがあるか想像できる状態にするのが理想です。この例文の場合、「コスト削減に効果的な採用管理システムのご案内」とあるので、採用にかかるコストの課題を解決できることが一目で分かります。

また、メールの目的はあくまでも商談につなげることであるため、自社商材に関する説明は最低限に留めましょう。代わりに、顧客に促したい行動を具体的かつ分かりやすく記載することで、返信をもらいやすくなります。

資料請求後対応の営業メール例文

【件名】

株式会社〇〇様 | 資料請求のお礼・お打ち合わせのご案内

【本文】

〇〇株式会社
〇〇さま

お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇と申します。

この度は弊社資料をダウンロードいただき、ありがとうございます。

以下のリンクからご覧いただけます。

PDFダウンロードも可能ですので、併せてご活用ください。

◆ 弊社サービス『〇〇』紹介資料
https//~~~~~~~~~

〇〇は、以下のようなお考えのある多くの企業様からご好評をいただいております。

・〇〇を削減したい
・〇〇を効率化したい
・〇〇を向上させたい

詳細について、オンラインにて30分程度お時間を頂戴し、直接お話させていただくことも可能です。

ご希望の方は、以下のリンクからご予約いただければと思います。

◆ 打ち合わせ予約リンク

https://~~~

※1分程度でご予約が完了します

お打ち合わせの内容は、以下を想定しております。

・貴社のご状況や〇〇課題に関するヒアリング
・サービス内容と導入時のフローのご説明
・導入事例のご紹介

ぜひ、一度貴社の課題解決をサポートさせていただきたいです。

ご不明点ございましたら、お気軽にお問合せください。

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

 

単に資料を送付するだけでは、開かれずに放置されてしまう恐れがあるため、読むことでどのような課題解決につながるか訴求することが大切です。また、打ち合わせを打診する際には、具体的な内容まで伝えることで、前向きに検討してもらいやすくなります。

顧客の関心事を想定したうえで、「商談を組んだ方がメリットがありそうだ」と思ってもらえるような文章を作成しましょう。

リードに情報提供する際の営業メール例文

【件名】
2023年の営業生産性を向上させた営業DX事例のご紹介

【本文】

〇〇株式会社
〇〇さま

お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。
先日は、弊社サービス『〇〇』に関する資料をダウンロードして下さり、ありがとうございました。

この度は、資料に近しいテーマで行った調査について、〇〇さまのお役に立てるのではないかと思いご連絡いたしました。

弊社では、〇〇事業会社様を対象として営業DXに関する調査を実施しました。
〇〇に関する設問で「〇〇」と回答された企業様の割合が大幅に増加した、などの各社の営業DXのご状況の変化がわかる結果となりました。

調査結果を添付いたしますので、よろしければご確認ださい。

<調査結果のイメージ画像>

→調査レポートの詳細はこちら(URL:~~~)

昨今の社会状況を加味しても、〇〇の領域では〇〇の傾向が強まっているため、弊社では今後も〇〇に関する情報を発信いたします。

そこで、よろしければご感心のある情報について伺いたく思います。
1分ほどでご回答いただけますので、下記アンケートにご協力いただけないでしょうか?

お悩みのことや、今後得たい情報などをぜひお聞かせください。

〇〇様のご状況に応じ、お役に立てるコンテンツを選んでご案内いたします。

◆1分アンケートフォーム
https://~~~

お手数をおかけし恐縮ですが、ご回答を心よりお待ちしております。
何卒宜しくお願い申し上げます。

 

唐突に商談を打診してしまう企業も少なくありませんが、それでは良い反応を得にくいです。件名に「商談」と入っていると、警戒されてしまうこともあります。

過去の資料請求に対するお礼をしたうえで、顧客の役に立てる情報を案内することで、好印象を抱かれやすくなります。また、今後の情報提供時の参考になるようなアンケートをお願いするのも効果的です。回答を得られれば顧客の課題や関心事を把握できるため、今後の商談につなげやすくなるでしょう。

リードにセミナーを案内する際の営業メール

【件名】

【〇〇人限定】〇月〇日開催 IT業界人事向け採用セミナー

【本文】

株式会社〇〇
〇〇さま

突然のご連絡失礼いたします。
株式会社〇〇・〇〇部の〇〇と申します。

この度、貴社のホームページで求人募集をされているのを拝見し、〇月〇日に弊社が開催するセミナーがお役に立てるのではないかと思い、ご連絡を差し上げました。

弊社では、IT業界の採用をサポートする事業を行っており、豊富なノウハウやデータがございます。セミナーでは、100社以上の企業様の採用活動に携わってきた経験をもとに、最新の市場や今後の動向についてご説明いたします。

◆IT業界人事向け採用セミナーの詳細
・日時:~~~
・会場:~~~
・住所:~~~(地図を添付しております)
・費用:無料
・お問い合わせ先:~~~ TEL:~~~

ご参加を希望される場合、下記項目をご入力の上、ご返信いただければと思います。

◆参加者入力フォーム

・お名前:
・ご住所:
・ご連絡先:

定員を設定している関係で、お席に限りがございます。

早めにお申し込みいただけると幸いです。

ご多忙の中恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

セミナーの内容や詳細を簡潔に説明しましょう。箇条書きを使うことで、サッと目を通しただけでも要点を把握しやすくなります。また、定員を設けていることを伝えることで、すぐに反応をもらえる可能性が高まります。

申し込みを時の負担を軽減するために、コピー&ペーストで使える入力フォームを記載するのもポイントのひとつです。

リードに商談を再打診する際の営業メール

【件名】

株式会社〇〇様 | 100社超の企業様から収集した〇〇レポートをご案内します

【本文】

〇〇株式会社
〇〇さま

お世話になっております。
株式会社〇〇の〇〇です。

先日はお時間を頂戴し、弊社の〇〇をご案内させていただき、ありがとうございました。
その後、弊社では〇〇分野において〇〇様のお役に立てるノウハウが増えております。

そこで、〇〇さまと〇〇における情報交換ができないかと思い、ご連絡いたしました。

具体的には、〇〇に関する情報の提供が可能でございます。

<コンテンツに関する画像>
→詳細はこちら(URL:~~~)

ご興味がございましたら、〇〇様のご都合のよろしい日時でオンラインMTGをご予約いただきたいです。
以下URLから、1分程度でご予約ができます。

https//~~~

お忙しい中恐縮ですが、ご検討のほど何卒よろしくお願いいたします。

営業メールの書き方のコツ

営業メールへの返信率は、0.1〜1%程度が平均だと言われていますが、以下の3つのコツを押さえることで返信率の向上を期待できます。

  • 件名には顧客名を入れる
  • 本文には連絡した理由を入れる
  • 最後にアクション文言を明確に入れる

それぞれについて詳しく解説するので、ぜひ取り入れてみてください。

件名には顧客名を入れる

営業メールの件名には、なるべく顧客名を入れるようにしましょう。顧客名が入っていることにより、当事者意識が生まれて開封されやすくなります。ただし、件名が長すぎると要点が伝わらなくなってしまう恐れがあるため、バランスを見ながら判断する必要があります。

他にも、数字や実績を入れたり、セミナーの案内であれば日にちを入れるのも効果的です。件名を最後まで読んでもらえない場合もあるため、重要な内容を左側に持ってくるよう心がけましょう。

なお、営業メールの件名については、以下の記事で詳しく解説しています。

関連記事:営業メールの件名の書き方。開封率を上げるコツと「件名例」を紹介

 

本文には連絡した理由を入れる

顧客のメールボックスには、数多くの営業メールが寄せられている可能性が高いです。そんななかで自社のメールに返信してもらうためには、文章をパーソナライズする必要があります。

具体的には、以下のように連絡をした理由を入れましょう。

  • 貴社のホームページに掲載されている記事を拝見しご連絡いたしました。
  • 先日は資料請求をしていただき、ありがとうございました。

一言理由を入れるだけで、顧客の印象に残りやすくなり、CV率の向上につながります。

最後にアクション文言を明確に入れる

営業メールの最後には、内容に興味がある顧客が取るべき行動を明確に記載しましょう。返信や資料請求の方法が分かりにくいと、せっかく興味を持ってもらえたにも関わらず反応に繋がらない恐れがあります。

また、コピー&ペーストで使えるように、メールアドレスや入力フォームを記載しておくことで、顧客の手間を省けます。すぐにアクションができると分かれば、忙しいなかでも実行してもらえる可能性が高まりまるでしょう。

営業メールの送り方のコツ

メールで顧客に対して営業活動を行う際には、件名や文章のほかにも以下の3つのコツがあります。

  • 読まれる時間帯に送る
  • ツールを使って効率的に送る
  • 読まれる相手に送る

上記を押さえつつ良い件名・文章のメールを送れれば、反応を得やすくなるでしょう。

読まれる時間帯に送る

営業メールを送信する際には、以下の時間帯がおすすめです。

  • 8時~9時:通勤中または出勤したての時間帯
  • 12時~13時:昼休みの時間帯

8時~9時はメールチェックに時間を割いている人が多いため、比較的メールを開封されやすいです。また、12時~13時の昼休み中の時間帯も、じっくりと目を通してもらえる可能性が高いです。

一方で、夕方や退勤前の時間帯は避けるとよいでしょう。業務に圧迫されている場合、魅力的な件名のメールであっても開封されない恐れがあります。

ツールを使って効率的に送る

他の営業手法に比べて時間がかかりにくいメール営業ではありますが、メール配信ツールを使うことでより効率化を図れます。メール配信ツールを使えば、事前に登録した顧客リストに対し、メールを自動で一斉送信できます。

製品によってはリスト管理機能・予約機能・テンプレート機能などが搭載されているものもあり、スピーディーにメール営業を進められるのも魅力です。また、開封率や返信率を分析できるものを使えば、メール営業業務を一元管理できるのも嬉しいポイントです。

読まれる相手に送る

見落としがちな点ですが、メール営業をする際にはターゲット選定が一番重要だと言っても過言ではありません。件名や文章を試行錯誤しても思うように結果が得られない場合は、送信先を見直しましょう。

ターゲットの選定に時間がかかる・選び方が分からない、といった悩みを抱えている人におすすめなのが、BtoBセールスインテリジェンスツール『Sales Marker』です。

Googleなどで特定のKWを検索した顧客を分析する機能が備わっているため、自動でメール送信先のリストを作成できます。メール営業にかかる時間を削減しつつ、高い成果を見込める点が魅力です。

顧客の抱えている課題やニーズを事前に想定できるため、商談の質の向上にもつながります。ぜひ、導入を検討してみてください。

Sales Marker(紹介資料)

まとめ

営業メールは、顧客との関係性や目的に応じて文章を作成することが大切です。例えば、新規開拓をする場合と商談を再打診する場合では、適切な文章は異なります。

紹介した例文・テンプレ集をもとに、連絡した理由やアクション文言を明確に入れることを意識しながらメールを作成しましょう。

また、ツールを活用することで効率的にメール営業を進められます。ぜひ、本記事の内容を参考にして、顧客に響くメールを送って売上や受注率の向上を実現してください。

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