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ZoomInfoとは? 6つの機能と他社にはない強みを解説

営業職の方は、ZOOMINFOという営業支援ツールを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ZOOMINFOはリサーチしたデータの収集業務を可視化し、営業やマーケティングに欠かせない業務を自動化する営業支援ツールです。

今回は「ZOOMINFOの機能について詳しく知りたい」という方にどのような機能で業務を効率化できるのか解説します。

この記事でわかることは下記の3つです。

  • ZOOMINFOの6つの機能
  • ほかのサービスにはないZOOMINFOだけの強み
  • ZOOMINFOの利用料金

最後にZOOMINFOを利用している企業の導入事例もあります。ZOOMINFOを導入することでどのような成果が出るかわかるので、ぜひ最後までご覧ください。

ZOOMINFOの営業効率をアップさせる6つの機能

zoominfo 機能

ZOOMINFOには営業活動の効率をアップさせる6つの機能が備わっています。

どのようにして6つの機能が、業務の効率アップと関係しているのか詳しく解説します。

顧客情報を常に自動更新

ZOOMINFO最大の特徴は、顧客情報を常に自動更新し、最新の情報を提供できることです。

最新の情報を提供できる理由は、プラットホームから企業サイトやニュースを通じて、常に新しい情報をキャッチすることで可能にしています。

仮にたくさんの情報を入手できたとしてもその情報が古ければ意味がありません。

しかし、常に最新情報が得られるZOOMINFOを利用することで、成果につながる効率的な営業活動が実現します。

顧客情報を分析

優良な顧客を自動的に分析・スコアリングし、どの情報がほしいか判断して顧客に提供します。

その上で、新規顧客獲得に向けたマーケティング活動を可視化し、顧客管理や顧客獲得の流れを自動化できます。

これまでに営業活動で獲得した見込み客の既存のデータも分析できるため、より良い関係を構築することも可能です。

分析結果を活用することで、下記の内容を知ることができます。

  • 見込み顧客が競合他社の製品を導入しているか
  • 他社の営業がアプローチをしているか

その結果、営業担当者の負担が軽減され、営業活動の効率化につながります。

営業に最適なタイミングをお知らせ

最適な営業タイミングを見極めて、通知する点も大きな強みの一つです。

例えば、自社サイトに多くのアクセスが集中したとします。

アクセスの集中から、自社サービスを購入したい人が増えたと自動的に判断し、あらかじめ保存されているデータベースを基準に、連絡をする優先順位を自動的に決めます。

その結果、顧客の購買意欲が高まっているタイミングで、営業をかけられるため成功率のアップが見込めます。

顧客情報を統合的に管理

営業活動に必要な顧客情報がすべて搭載されているZOOMINFOですが、顧客情報を統合的に管理する機能が備わっている点も魅力です。

統合的に管理するので、社内での顧客情報の共有がスムーズに行えます。

  • 顧客を引き継ぐ際
  • 社内配置変更の際

など情報を共有しているため、迅速な対応ができます。

もし社内で情報の共有ができていない場合、クレームにつながり、最悪会社の信用を落としてしまいます。

顧客との信頼関係の構築と営業活動の効率化を同時に進めるためには、ZOOMINFOが大いに役立つといえるでしょう。

サイト訪問した見込み顧客の情報を取得

ZOOMINFOはメールアドレス獲得を通じて下記のようなデータベースの構築を支援できます。

  • 訪問した人の属性
  • 場所の情報収集

この機能が会社にとって、収益力が高くなるウェブサイトへと成長させることに可能になります。

多くの顧客がサイトへメールアドレスを登録、顧客のメールアドレスを取得するため、その後のリピート率の改善へとつながります。

ユーザーが使いやすいデータへと変換

膨大な情報を人工知能(AI)と機械学習(ML)を使って処理し、ユーザーが使いやすいデータへと自動的に変換します。

情報のソースは、企業サイト・ニュース・転職情報などで、誰でも閲覧できる情報です。

ユーザーが使いやすく完結した情報に自動的に加工して提供してくれるため、必要な情報だけをわかりやすく得られます。

ZOOMINFOとは

zooninfo とは

リサーチやデータ収集に時間を割いている営業職の方たちが、営業活動に専念できるために利用するツールです。

  • ZOOMINFOを導入している企業
  • ZOOMとの関係性

業務を自動化する営業支援ツール

ZOOMINFOは「ZoomInfo Technologies LLC」(ズームインフォ・テクノロジーズ)というマーケティングソフトウェアを提供しているアメリカのワシントン州にある企業がリリースしました。

営業やマーケティングには欠かせないリサーチしたデータの収集業務を可視化し、業務を自動化する営業支援ツールです。

ZOOMINFOを導入している企業

  • Google
  • Amazon
  • Facebook
  • コカ・コーラ
  • ウォルマート
  • Slack

このような名だたる世界的企業がZOOMINFOを利用しています。

導入してる企業からも、ZOOMINFOのサービスの信頼性・有用性が高いことが伺えます。

ZOOMとの関係性はない

「ZOOMINFO」と「ZOOM」は名前こそ似ていますが、無関係のサービスで運営会社も異なります。

ZOOMはビデオチャットツールなので間違わないように注意が必要です。

ZOOMINFOについては下記の記事でも詳しく説明していますので、ぜひご確認ください。

ZOOMINFOの機能が生み出すほかのサービスにはない強み

zoominfo 強み

ほかのサービスにはない強みが、ZOOMINFOには3つあります。

  • 企業情報が豊富
  • 営業活動を効率化
  • Cookieを使用しない

この3つの強みについて解説します。

企業情報が豊富

約14,000万の会社情報と、コンタクト先として1億2,000万の個人情報がデータベースとして登録されています。

  • 情報を常に最新のものにアップデート
  • 見込み顧客としてランク付け
  • 見込み顧客がすでに他社の製品を導入しているか
  • 他社の営業担当者が営業をかけているか

など自動的に最新のものにアップデートし通知してくれることが最大の強みです。

ZOOMINFOのサービスが注目されることで今後導入したい企業が増え、今よりも魅力的なサービスになると考えられます。

営業活動を効率化

ZOOMINFOを利用することで、事前リサーチの時間を大幅に短縮できるため営業活動にかける時間を増やせます。

事前リサーチで、顧客情報を念入りに調べることは営業を成功させる秘訣で、営業職の方には重要です。

通常営業活動の業務は多岐にわたりますが、ZOOMINFOを利用すると

  • 見込み顧客のリスト作成
  • 各顧客に対する営業方法提案
  • 最新の顧客情報の取得
  • 見込み顧客とのやりとりの履歴記録

上記が自動化されるため、事前リサーチを大幅に短縮でき、経験や勘に頼る必要もありません。

大幅に削減できた事前リサーチの時間を営業活動に使えることが、営業職の方の大きなメリットといえるでしょう。

また、ZOOMINFOは既存ツールと連携もできるので今までの営業活動の進め方やフローを変えたくない方のニーズにも対応できます。

Cookieを使用しないため情報漏洩のリスクが低い

顧客の情報収集をする際に、トラッキングに用いられるCookieを使用しないため、情報漏洩のリスクが低く、プライバシーに考慮している点もZOOMINFOならではの強みです。

今後トラッキング防止機能によってCookie制限をする計画があります。

しかし、ZOOMINFOはもともとCookieを使用しないので、利用制限がスタートしても大きな影響を受けずに済みます。

ZOOMINFOの利用料金は?

zoominfo 料金

ここまででZOOMINFOが営業を効率化させる便利なツールということが理解できたかと思います。

そこでここからは実際に導入した際の料金についてご紹介していきます。

無料(条件つき)

電子メールの受信先を

  • Microsoft Outlook
  • GoogleApps for Business

なおかつ登録者の連絡先に関する情報の収集を容認する形であれば無料で利用ができます。

月額費用は約8万円

利用者の情報を調べると、月額費用は約8万円のようです。

ZOOMINFOでは

  • Professional
  • Advanced
  • Elite

上記3つのプランを提供しています。詳細についてはZOOMINFOに問い合わせが必要です。

更に具体的で詳しい料金形態に関しては、こちらの記事をご覧ください。

ZOOMINFOの導入事例

zoominfo 導入事例

実際にZOOMINFOを利用した企業の事例を紹介します。

導入事例をみていただくことで、ZOOMINFOのメリット・デメリットを理解することができます。ぜひお読みください。

営業力を高めたい

導入に至った経緯

  • 営業の見込み先の正確な情報把握のため
  • アポイントの効率化のため

メリット

  • 見込み先リストの自動更新
  • リアルタイムで最新情報を常に共有

これまで営業社員それぞれの個人的な感覚で、見込み先のレベル分けをしていました。

そのため正確な情報を把握できないことがあり、目標達成のために立てる行動計画が的を外していることも。ZOOMINFOを導入したことで、正確な情報を得ることができ、営業力のアップにつながりました。

デメリット

  • サービスの内容が英語表記なので英語の読解力がないと使いこなせないこと。

おすすめする理由

英語での対応が必要ですが、営業職を必要とする企業にはおすすめです。理由は、正確な顧客リストを作成し、見込み客の最新情報を常に活用できるからです。

使いこなすことで、費用対効果は十分に見込めます。

効果的に見込み客へアプローチしたい(営業の幅が広がった)

導入に至った経緯

  • 取引先の詳細な情報を的確に把握できるから
  • 取引先がどのような事業に力を入れているのか
  • 何を必要としているのか

上記を明確に知ることができるため、ZOOMINFOを導入する決め手になりました。

メリット

自社製品に興味を持っている企業をこまめに順位付けしてもらえたことです。

サイトへのアクセス回数・自社にメールを送ってくれる回数をもとに興味の度合いをすぐに反映し順位付けしてくれることで下記のような成果が上げられました。

  • 取引先が増えた
  • 見込みの強い企業を重点的に営業できるようになった

デメリット

英語を理解できないと利用できる機能が制限されること。

おすすめする理由

見込み客の客観的なデータをもとに割り出せるため、営業に関する知識や体制が十分ではない営業戦略に困っている会社におすすめです。

ZOOMINFOの機能と強み【まとめ】

zoominfo まとめ

ZOOMINFOは、前線で活躍する営業職向けのツールのため、現場の実態にマッチした本当に必要で便利な機能が搭載されています。

事前リサーチを自動化してくれるので、営業活動に時間を割けることが、営業職の方にとって大きなメリットになるでしょう。

まだ日本では情報が少ないですが、すでに大企業では注目されているサービスです。ZOOMINFOを利用して、営業効率をアップさせましょう。