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2025.03.20

Salesforce(セールスフォース)とは?特徴・機能・料金・活用方法を徹底解説

#ツール|CRM#お悩み
目次

この記事は約 11 分で読めます。

Salesforce(セールスフォース)とは?特徴・機能・料金・活用方法を徹底解説

Salesforce(セールスフォース)は、世界中で多くの企業が採用するクラウド型CRM(顧客関係管理)プラットフォームです。営業、マーケティング、カスタマーサポートなど、さまざまなビジネスシーンで活用されるその機能性と柔軟性は、企業の成長をサポートします。

本記事では、Salesforceの基本的な特徴から具体的な機能、料金プラン、さらに効果的な活用方法まで徹底的に解説します。「【AppExchange】Salesforce連携でビジネスが加速する」の資料ダウンロード(無料)も配布中なので参考にお使い下さい。

Salesforce(セールスフォース)とは

 

Salesforce(セールスフォース)は、アメリカのSalesforce.Inc.が提供するクラウド型のCRM(顧客関係管理)プラットフォームです。CRMとは、顧客との関係を管理・最適化するためのシステムで、営業活動の効率化や顧客満足度の向上を目的としています。

Salesforceはクラウド技術を活用することで、インターネット環境さえあればどこからでもアクセス可能な柔軟性を提供します。また、営業(Sales Cloud)、カスタマーサポート(Service Cloud)、マーケティング(Marketing Cloud)など、さまざまな業務プロセスに対応したソリューションを一元的に提供することが特徴です。

企業規模や業種を問わず導入が進んでおり、特にデータ分析、営業プロセスの見える化、顧客とのタッチポイントの一元管理などにおいて高い評価を受けています。Salesforceを活用することで、業務の効率化だけでなく、データドリブンな経営判断や、より深い顧客理解が実現できます。

 

※1 )データドリブンとは

データドリブンとは、意思決定や戦略の策定をデータに基づいて行う考え方や手法を指します。膨大なデータを収集・分析し、主観ではなく客観的な情報に基づいて判断することで、より正確で効果的な意思決定が可能になります。

Salesforce(セールスフォース)の歴史と沿革

Salesforceは1999年にアメリカ・サンフランシスコで設立され、CRM(顧客関係管理)分野のグローバルリーダーとして成長を遂げてきました。

創業者のマーク・ベニオフが「営業支援分野で世界トップクラスのインターネット企業になる」というビジョンを掲げ、クラウドベースのCRMを提供したことがその成功の基盤となりました。Salesforceの主な沿革は次の通りです。

 

参照元:Salesforce HPサイトのSalesforceの沿革より

Salesforce(セールスフォース)の日本シェア率とは

日本のCRM市場は現在、競争が非常に激化しており、多数のサービスや製品が乱立している状況です。その中でも、Salesforceは圧倒的な存在感を示しています。2020年時点の調査では、Salesforceの国内市場シェアは約19.5%に達しており、2位以下を大きく引き離してトップを走り続けています。

このシェア率は、単なるCRMプラットフォームの提供だけでなく、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支える包括的な機能や柔軟性、そしてグローバルブランドとしての信頼性が評価された結果と言えるでしょう。

また、他の主要ベンダーも存在感を示しており、以下のようなシェア率となっています。

このように、競争が激しいCRM市場においても、Salesforceはその革新性と確かな実績により、日本国内でもトップブランドとしての地位を確立しています。

Salesforce(セールスフォース)の3つの特徴

ここでは、Salesforceの特徴を3つのポイントに絞って解説します。

1.柔軟なカスタマイズ性と拡張性

Salesforceは、業界や企業規模に応じて柔軟にカスタマイズできる点が最大の強みです。独自のアプリケーションを構築可能な「AppExchange」や、簡単にシステムを拡張できる「Salesforceプラットフォーム」を活用することで、個別のニーズに応じた最適なCRM環境を整えることができます。

2.AI「Einstein」による高度なデータ活用

Salesforceには、AI(人工知能)機能「Einstein」が搭載されており、顧客データの分析や予測を自動で行うことが可能です。これにより、営業の優先順位を最適化したり、マーケティングキャンペーンの成果を最大化したりと、データドリブンな意思決定を支援します。

3.クラウド型で場所を選ばない利用環境

インターネットさえあればどこでも利用可能なクラウド型プラットフォームで、テレワークやモバイル環境でも活用できる柔軟性があります。世界中のどこにいてもリアルタイムでデータにアクセスし、迅速な顧客対応を可能にします。

Salesforce(セールスフォース)の代表的なサービスの料金

実際にSalesforceが提供しているサービスについての料金をご紹介します。

Salesforceの代表的な4つのサービス(Sales Cloud・Service Cloud・Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot)・Salesforce Platform)の詳細やSalesforceの導入メリットについては別記事で解説しているので参考にお使い下さい。

関連記事:Salesforce(セールスフォース)の基本機能と導入メリット|何ができるかを活用事例をもとに紹介

Sales Cloud

Sales Cloudは、営業活動を効率化し、成約率を高めたい企業に最適なCRMツールです。営業プロセスを一元管理し、見込み客のフォローから商談管理、クロージングまでをスムーズに進められます。

クラウドベースで場所を問わずアクセス可能なため、リモートワークや外出先での利用にも適しています。営業チームの生産性向上を目指す企業におすすめです。

Service Cloud

Service Cloudは、顧客サポートを強化し、顧客満足度を向上させたい企業に最適なツールです。問い合わせ対応の一元管理や自動化機能により、迅速で正確なサポートを提供できます。

さらに、クラウドベースのため、リモート環境や外出先でも柔軟に利用可能です。顧客体験を向上させ、効率的なサポート体制を構築したい企業におすすめです。

Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot)

Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)は、BtoBマーケティングを効率化し、見込み客の育成や成約率を向上させたい企業に最適なツールです。見込み客の行動追跡やスコアリング、自動化されたメール配信機能により、個々のニーズに合ったパーソナライズされたアプローチが可能です。

さらに、Salesforceとシームレスに連携することで、営業とマーケティングの連携を強化します。効率的なリード管理や商談化を目指す企業におすすめです。

Salesforce Platform

Salesforce Platformは、企業独自のアプリケーションやカスタムソリューションを簡単に開発・運用したい企業に最適なツールです。ノーコード・ローコード環境を提供し、プログラミングの専門知識がなくても業務に合ったアプリケーションを構築可能です。

また、Salesforceの他の製品や外部ツールとシームレスに連携できるため、データの統合や業務効率化を実現します。柔軟で拡張性の高いプラットフォームを活用したい企業におすすめです。

企業がSalesforce(セールスフォース)を活用する目的とは

Salesforceを活用する企業の多くは、営業活動や顧客管理を効率化し、データに基づいた戦略を立案することで、売上向上や顧客満足度の向上を目指しています。特に、次の3つの目的で導入を決定するケースが多く見られます。

1.売上の見える化

営業活動や案件の進捗状況をリアルタイムで可視化できるのは、Salesforceの大きな魅力です。営業担当者ごとの成果や、商談がどのフェーズにあるのかを簡単に把握できるため、チーム全体で目標達成に向けた行動を共有できます。これにより、どの案件を優先すべきかが明確になり、成果を最大化するためのアクションを取れるようになります。

2.データの一元管理

顧客情報や営業データを一元的に管理できる点も、Salesforceを選ぶ理由のひとつです。メール、電話、訪問記録など、さまざまなチャネルから得られる情報を1つのプラットフォームに集約することで、誰でも必要なデータにアクセス可能になります。これにより、情報の重複や抜け漏れを防ぎ、チーム全体でデータを活用しやすくなります。

3.顧客情報を活用した営業戦略の立案

Salesforceの分析機能を活用することで、顧客のニーズや行動を深く理解し、それに基づいた営業戦略を立案することができます。過去の商談データや購買履歴を基にした提案やアプローチが可能となり、商談の質が向上するだけでなく、成約率の向上にもつながります。

Salesforce(セールスフォース)を利用する際の注意点

次の5つの注意点を理解し、導入前に対策を講じることで、Salesforceをより効果的に活用することができます。営業活動の効率化や成果向上を目指すためには、慎重な計画と適切なサポートが欠かせません。

1.操作に慣れるまでの学習コスト

Salesforceは多機能な分、操作に慣れるまで時間がかかることがあります。営業チームがすぐに使いこなせるようにするためには、初期導入時のトレーニングやマニュアル整備が欠かせません。特に忙しい営業現場では、学習時間を確保する工夫が求められます。

2.多機能ゆえに全てを活用しきれない場合がある

Salesforceは多様なデータを管理・分析できますが、入力データが不正確だったりフォーマットが揃っていなかったりすると、分析やレポート機能の効果を十分に発揮できません。営業担当者がデータ入力を面倒に感じないよう、テンプレートの整備や簡単な入力方法の導入が重要です。

3.特定のデータでは十分に活用しづらい

Salesforceは多機能な分、操作に慣れるまで時間がかかることがあります。営業チームがすぐに使いこなせるようにするためには、初期導入時のトレーニングやマニュアル整備が欠かせません。特に忙しい営業現場では、学習時間を確保する工夫が求められます。

4.費用対効果が明確になるまで時間がかかる

Salesforceは中長期的に見ると高い効果を発揮しますが、導入直後はコストがかかる割に成果が実感しにくいことがあります。特に営業チームでは、ツール導入の成果が成約数や売上に結びつくまで時間がかかるため、具体的な目標設定とKPIのモニタリングが重要です。

5.他ツールとの連携に制約がある場合もある

Salesforceは多くの外部サービスと連携可能ですが、すべてのツールが自動連携に対応しているわけではありません。営業チームが普段利用しているツールとの連携状況を事前に確認し、不足があれば代替案を用意しておくことが必要です。

Salesforce(セールスフォース)を効果的に活用する方法

Salesforceを導入したものの、その多機能さゆえに十分に活用しきれていないという声も少なくありません。ここでは、Salesforceを最大限に活用するための具体的なポイントをご紹介します。

1.専門用語を習得し、システムへの理解を深める

Salesforceを活用する上で、専門用語を理解することは必須です。例えば、リード(見込み顧客)、オポチュニティ(商談)、キャンペーン(マーケティング施策)などの基本用語や、ダッシュボード、カスタムオブジェクトといった機能用語を正確に把握することで、システムの操作がスムーズになります。これにより、チーム全員が共通の言語で情報を共有しやすくなります。

2.ダッシュボードやレポート機能で営業活動を可視化

Salesforceの「ダッシュボード」や「レポート」機能を活用することで、営業チームのパフォーマンスや商談の進捗をリアルタイムで把握できます。ダッシュボードでは、重要なKPI(営業目標達成率、商談の成約率、リードの転換率など)をグラフやチャートで視覚的に確認できるため、チーム全体の状況が一目瞭然です。

さらに、レポート機能を使えば、過去のデータを分析し、今後の営業活動に活かすための具体的な改善策を導き出すことが可能です。これにより、リーダーは効果的な指示を出しやすくなり、メンバーは自分の業務の進捗を確認しながら行動できます。

3.業務フローに合わせたカスタマイズを行う

Salesforceは、企業の業務フローに応じて柔軟にカスタマイズできる点が大きな特徴です。例えば、営業プロセスに特化した「カスタムフィールド」を作成することで、自社独自のデータを効率的に管理できます。また、「自動化ルール」を設定すれば、リードの割り振りやフォローアップメールの送信などの作業を自動化することも可能です。

カスタムオブジェクトを活用して、自社特有の商談管理や顧客情報を記録する仕組みを構築することで、現場の業務に即した使い方ができます。これにより、ツールに業務を合わせるのではなく、業務にツールを合わせる形で運用でき、無駄を省いて効果的に活用できます。

本記事のまとめ

Salesforceを効果的に活用するためには、基本機能を理解し、自社の業務に合わせたカスタマイズが不可欠です。また、Salesforce単体での活用だけでなく、連携可能なSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)を組み合わせることで、さらなる業務効率化や顧客満足度の向上を目指すことができます。

特に、自社の営業プロセスや業務フローに最適なツールを選定し、柔軟にカスタマイズしていくことが、今後の競争力強化において重要です。

Salesforceの多機能性を活かしつつ、他のシステムとも連携させることで、データの活用範囲を広げ、営業やマーケティングの戦略をさらに高度化できるでしょう。最適なサービスを見つけ、継続的に改善を加えていくことが、今後の企業には必要となっていくことでしょう。

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