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2024.09.11

リード獲得ツール13選比較。手法別におすすめツールを紹介

「リード獲得に役立つツールを導入したいけれど、選び方がわからない」
「複数のツールを比較して、自社に適したリード獲得ツールを導入したい」

マーケティング担当者の方のなかには、上記のような悩みがある方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は「アウトバウンド・インバウンドごとのリード獲得ツール13選」と「自社に最適なツールの選び方」を中心に解説します。自社が実施している営業手法・施策に応じて、最適なツールが選べる内容のため、ぜひご覧ください。

リード獲得とは?

リード獲得とは、顧客になる可能性のある見込み顧客を獲得することです。具体的には、社名や氏名、電話番号、メールアドレスなどの、見込み顧客に関する情報の獲得を目指します。

リードは自社商品・サービスへの関心が高いため、顧客化しやすいのが特徴です。獲得したリードの関心度に応じて営業活動を行うことで、商談化率や受注率などが高まります。

リード獲得手法一覧

リード獲得の手法には、以下のような種類があります。

テレアポは、企業リストをもとに電話をかけて自社商材を案内し、商談のアポイントを取得する手法です。相手の反応がリアルタイムで把握できるため、スピード感を持って営業活動を進められます。

フォーム営業では、企業のホームページのお問い合わせフォームからメールを送付してアプローチします。定型文を用意しておくことで、短時間で多くの企業にアプローチできます。

展示会出展は、展示会に訪れた企業担当者に直接アプローチできる手法です。自社商材を手に取って体験してもらえるうえ、名刺交換によって関係性が構築できます。

セミナー / ウェビナーは、オフラインあるいはオンラインでセミナーを開催します。自社商材に関連性のあるテーマで開催することで、関心度が高い参加者が集められるため、今後のアプローチに役立ちます。

広告は、オンライン・オフラインの広告に出稿してPRする手法です。近年、多くの人々がインターネットを利用していることから、なかでもWeb広告を活用する企業が増加しています。Web広告は、ターゲットを絞って配信できるうえに効果測定しやすいため、PDCAを回しやすいのが特徴です。

コンテンツマーケティングは、自社のホームページでSEO記事コンテンツを公開したり、メルマガを配信したりして、潜在顧客との自社への関心・信頼を高める手法です。潜在顧客のニーズを満たす情報を発信することで、自社を想起してもらいやすくなります。

このように、リードを獲得する手法は多くの種類があります。ターゲットのニーズや社内リソースに応じて複数の手法を組み合わせることで、より効果的なマーケティング活動につながります。

リード獲得に役立つツールとは?

効率的にリードを獲得するためには、自社の営業手法に応じて適切なツールを導入するのが効果的です。

リード獲得ツールは、大きく分けて「アウトバウンド向き」と「インバウンド向き」のツールがあります。アウトバウンドとインバウンドでは、リード獲得の方法が異なるため、適切なツールの種類も異なります。

自社の営業手法が、未接点の企業に対して自社側からアプローチする「アウトバウンド営業」なのか、それともリードからの問い合わせを受けてアプローチする「インバウンド営業」なのかを確認したうえで、それぞれのリード獲得に役立つツールを導入する必要があります。

ここからはアウトバウンド・インバウンドごとに、リード獲得に役立つツールの具体例を紹介します。

アウトバウンドでのリード獲得に役立つツール

テレアポやフォーム営業、展示会などのアウトバウンドでのリード獲得に役立つのは、以下のようなツールです。

  • 営業リスト作成ツール
  • 決裁者アポイントメント獲得サービス
  • 営業代行プラットフォーム
  • フォーム営業ツール

営業リスト作成ツールは、自社がアプローチしたい条件でデータベースから絞り込んで、営業リストが作成できるツールです。情報収集や整理、更新に関する作業が効率化できるうえに、メール配信機能やフォーム営業機能なども備えているツールもあります。

決裁者アポイントメント獲得サービスは、企業の決裁者のアポイントが獲得できるサービスです。たとえば「事業に共感した紹介者によって決裁者を紹介してもらえる」といったサービスがあります。獲得しにくい決裁者のアポイントが取得できるため、営業活動が効率化できます。

営業代行プラットフォームは、営業代行を個人・法人問わず依頼できるプラットフォームです。業界に精通した即戦力の営業パーソンに依頼できるため、自社の営業リソース不足が補えます。

フォーム営業ツールは、企業ホームページの「お問い合わせフォーム」への営業メール送付を自動化できるツールです。文章の雛形が用意されていたり、AIを活用して文章を生成する機能が搭載されていたりするツールもあるため、文章作成から送信までが効率化できます。

インバウンドでのリード獲得に役立つツール

広告運用やセミナー・ウェビナー運営、コンテンツマーケティングなどのインバウンドでのリード獲得に役立つのは、以下のようなツールです。

  • MAツール
  • セミナー・ウェビナー運営ツール
  • SEOツール

MAツールは、一連のマーケティング施策を自動化・効率化できるツールです。リード情報の管理やメルマガ・広告配信の自動化などが可能なため、定型業務が自動化でき、マーケティングに関する業務の効率化が可能です。

セミナー・ウェビナー運営ツールは、セミナー・ウェビナーの開催が効率化できるツールです。参加者管理やアンケート配信、チャット機能などが搭載されているうえに、参加者の入退場履歴やアンケート結果などのデータ管理・分析が可能なタイプもあります。

SEOツールは、SEO対策に必要な分析や調査を行うツールです。キーワード選定や競合調査だけでなく、ページ内のユーザー行動が把握できてサイト改善に役立つ機能があるツールもあります。

アウトバウンド・インバウンドはいずれも目的が異なり、それぞれの目的に応じたツールがあります。

リード獲得ツールの比較ポイント

自社に適したリード獲得ツールを選ぶには、以下の3つのポイントを意識して比較しましょう。

  • 用途
  • サポート体制
  • 料金体系・費用

用途

リード獲得ツールには、アウトバウンド・インバウンドのそれぞれで活用できるツールがあるうえに、テレアポやフォーム営業、セミナー運営など、さまざまな用途のものがあります。そのため、自社が実施しているリード獲得施策を補助できるツールを選びましょう

たとえば、アウトバウンドのテレアポを主軸にしている場合は、営業リスト作成ツールを導入すれば、リスト作成にかかる時間が短縮できます。一方、インバウンドのコンテンツマーケティングに注力している場合は、SEOツールの導入によってキーワードリサーチや競合調査が効率的になり、自社サイトの集客力アップにつながります。

自社の営業手法・施策に応じてツールを選定することで、リード獲得の効率化と最大化が実現できるでしょう。

サポート体制

リード獲得ツールは、導入から定着までが難しいケースが少なくありません。そのため、ツール提供会社の導入サポートや、導入後のサポート体制の確認が重要です。

導入時には、操作方法や初期設定などに関するサポートがあるかどうかを確認しましょう。また、導入後も問い合わせ対応や定期的なフォローアップがあると安心です。

リード獲得ツールを最大限活かすために、手厚いサポート体制のあるツールを選びましょう。

料金体系・費用

リード獲得ツールの料金体系は、ツールによってさまざまです。ユーザー数に応じた課金制のツールもあれば、ユーザー数に関係なく月額固定の料金体系のツールもあります。また、成果報酬型の料金体系を採用しているツールもあるため、自社のフェーズに適した料金体系のツールを選びましょう

たとえば、決裁者アポイントメント獲得サービスのなかには「アポイント1件につき○万円」といった成果報酬型のサービスがあります。商談が獲得できた場合のみ費用が発生するため、無駄なコストがかかりません。ただし、想定以上に成果が出た場合はコストがかさむうえに、営業リソースも必要になるため、営業パーソンの人数とのバランスも考慮する必要があります。

初期費用・月額費用だけでなく、ランニングコストや社内の状況も考慮して、トータルでの費用対効果を見極めて導入ツールを選びましょう

アウトバウンドでのリード獲得に使えるツール7選比較

ここからは、リード獲得に活用できるツールを紹介します。アウトバウンドでのリード獲得に活用できるツールは、以下の7つです。

Sales Marker(テレアポ・フォーム営業)

引用:Sales Marker

Sales Markerは、テレアポ・フォーム営業におけるリード獲得に活用できるBtoBインテリジェンスツールです。ニーズが高まっている企業が特定できる「セールスシグナル」の活用により、最適なタイミングでアプローチできるため、商談化率が向上します。

また、潜在顧客が検索しているキーワードやフレーズ、Web上の行動履歴データなども確認できるため、テレアポのトークスクリプトやフォーム営業の文面の調整に活用することも可能です。さらに約560万もの部署・人物データベースを有しており、キーパーソンに直接アプローチできます。

「アタック先の選定」から「潜在顧客のニーズを満たせるアプローチ」まで実現できる、確度の高いリードが獲得できるツールです。

Musubu(営業リスト作成)

引用:Musubu

Musubuは、最短30秒で営業リストが作成できるツールです。140万件以上の企業情報データベースを構築しているため、精度の高いターゲティングが可能です。また、検索軸も豊富でアプローチしたい企業が見つけやすく、効率的にリストが作成できます。

リスト作成だけでなく、メール配信機能や営業管理機能、成約分析機能などの営業活動に役立つ機能がそろっています。導入サポートや活用支援もあるため、アプローチ先の決め方がわからない方でも安心して導入できるツールです。

GeAIne(フォーム営業)

引用:GeAIne

GeAIneは、BtoB企業向けのフォーム営業ツールです。企業の問い合わせフォームに自動でメールを送信できるため、フォーム営業が自動化できます。またChat GPTを使用して企業ごとの商材に特化した文章を生成するため、多様な市場や顧客層へ効率的にリーチできます。

さらに企業の関連情報をAIが自動収集・分析し、受注確度の高い営業リストを仕分けることも可能です。3日間限定で機能が試せるトライアルプランがあるため、試してから導入できる点も魅力です。

ホットアプローチ(フォーム営業)

引用:ホットアプローチ

ホットアプローチは、480万件以上の企業データベースをもとにフォーム営業できるツールです。業界やエリア、ビジネス情報、連絡先の有無などから企業が絞り込めるため、アプローチしたい企業のリストが容易に作成できます。

また、送信内容の雛形も複数用意されているため、ターゲットに刺さりやすいアプローチ文の作成が可能です。さらに、フォームから送信する文面に行動ログが把握できるURLを含めることで、どのページがどれくらい閲覧されているかがわかります。

フォーム営業だけでなく、アプローチ先の優先順位づけまで可能なため、効率的な営業活動につながります。

kakutoku(営業代行プラットフォーム)

引用:kakutoku

kakutokuは、自社の商材や業界に最適なセールスパートナーに営業代行が依頼できるプラットフォームです。おもにtoB向けの営業拡大をサポートしており、累計4,000社以上に利用されています。

業界に精通したパートナーから、無料で営業戦略・施策の提案を受けたうえで契約できます。予算・事業フェーズに応じて柔軟に工数調節ができるため、採用よりも安く即戦力の人材が獲得可能です。

アポレル(決裁者マッチング)

引用:アポレル

アポレルは、オンライン完結で決裁者のアポが獲得できる決裁者アポイントメント獲得サービスです。決裁者限定のオンラインピッチイベントを実施し、企業と購買意欲のある決裁者をマッチングします。

また、データベース上で決裁者の基本情報や購買ニーズなどで絞り込んで、ダイレクトメッセージを送付できます。さらに、ミーティングでサービス内容や訴求ポイントを伝えることで、仲介サポートを受けることも可能です。完全審査制のため、費用対効果の合うコミュニティが成立しているのが特徴です。

Sales hub(決裁者マッチング)

引用:Sales hub

Sales hubは、ターゲット企業の知り合いに商談アポイントをセッティングしてもらえるサービスです。アタックリストをアップロードするだけで、自社が会いたい企業とつながりのあるサポーターから決裁者を紹介してもらえます。

紹介によってつながりたい企業との商談が獲得できるため、アウトバウンド営業が効率的に行えます。また、導入後は専任のCSスタッフによるサポートが受けられます。運用改善ミーティングもあり、成果向上まで伴走してもらえるのが特徴です。

インバウンドでのリード獲得に使えるツール6選比較

インバウンドでのリード獲得に活用できるツールは、以下の7つです。

HubSpot(MAツール)

引用:HubSpot

HubSpotは、さまざまなタスクを自動化してマーケティング活動スムーズに行えるMAツールです。リードのメールアドレス入力により、リードの連絡先情報や勤務先、訪問したページなどがリアルタイムで取得できます。

またリード獲得だけでなく「メール送信の自動化」や「フォーム・ポップアップフォームなどの追加」も可能です。顧客化につながる機能も備わっているため、インバウンドでのリード獲得が効率化できます。

SATORI(MAツール)

引用:SATORI

SATORIは、匿名のリードとも接点が創出できる国産のMAツールです。自社サイトにアクセスした企業の情報が収集できるうえ、よく閲覧しているページごとにグループ化することも可能です。よって、自社に興味のあるリードを効率よく開拓できます。

また、サイトに計測タグを埋め込むだけで運用がスタートできます。専門スタッフによる使い方や設定方法などのサポートもあるため、MAツールを初めて導入する方でも安心して利用できるのが特徴です。

EventHub(セミナー/ウェビナー)

引用:EventHub

EventHubは、セミナー / ウェビナーだけでなく、展示会やユーザー交流会などにも対応できるツールです。具体的には、イベントぺージの作成や集客・参加者管理、動画配信などが可能です。

また、行動・視聴ログが取得できるため、リードの温度感が判別できます。リードと会話できる機能をイベント前後に活用することで、スムーズに商談化することも可能です。BtoBのイベントマーケティングに役立つ機能が豊富なため、特にBtoB企業のインバウンドで活用できます。

Cocripo(セミナー/ウェビナー)

引用:Cocripo

Cocripoは、簡単にウェビナーを行えることに特化しているツールです。タイトルや概要、開催日時の入力だけで、ウェビナー集客・予約募集用のページが完成します。また、URLをクリックするだけでウェビナーに参加してもらえるため、参加者にもやさしい設計となっています。

ウェビナー終了後には、自動でアンケートが表示されます。さらに、参加者の入退場履歴やチャット履歴、アンケート結果などのデータ管理・分析ができるため、ウェビナーの開催からその成果まで測定できるのが特徴です。

Keywordmap(SEO)

引用:Keywordmap

Keywordmapは、競合調査やキーワード選定などのSEO業務を支援する機能を備えたツールです。調査サイト数に制限がないうえに、キーワード・コンテンツ・広告クリエイティブまで、競合他社が成果を上げている施策が調査できます。

またユーザーは手順に沿うだけでよいため、最小限の工数で成果が創出できます。カスタマーサクセスによるサポートも手厚く「個別トレーニング会」や「ユーザー事例共有会」などにより、利益最大化まで伴走してもらえるのも魅力です。

ミエルカ(SEO)

引用:ミエルカ

ミエルカは、競合分析・カスタマーサクセス・学習コンテンツがひとつになったSEOツールです。キーワードの入力だけで、ユーザー意図や競合獲得キーワードをAIが自動分析します。また、検索意図の深堀やページ内のユーザー行動が可視化できるため、コンテンツ・サイトの改善に役立ちます。

さらに、ツールの使用方法から内製化のための勉強会まで、カスタマーサクセスが伴走します。SEO対策のPDCAを回せるだけでなく、運用体制の立ち上げ支援も受けられるため、Web施策に不慣れな組織でも活用しやすいツールです。

まとめ

リード獲得施策には、アウトバウンド・インバウンドごとに多くの種類があります。そのため自社に適したリード獲得ツールを選ぶには、自社が実施しているリード獲得施策を補助できるツールを選ぶ必要があります。

本記事で紹介したリード獲得ツール13選と選び方を参考に、自社のマーケティング活動が効率化できるツールを導入しましょう

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